口内の激痛原因はドライソケットかも

抜歯は多くの人が経験する歯科治療ですが、抜歯治療を受けるさいには、いくつか注意しなければならないことがあります。
たかが抜歯といって治療後のケアが適切でないと、とても痛い思いをすることがあります。
とくに親知らずの抜歯では、ドライソケットという症状がまれに起こることがあるので、どういった原因でどういった症状がでるのか知っておいたほうがいいでしょう。

親知らずは口腔内の一番奥に生えている歯で、専門用語では第3大臼歯といいます。
顎が小さい人は、親知らずが生えてくるスペースが足りず、完全に歯茎から生えきらなくて歯茎に埋もれているケースが多いです。
場合によっては親知らずと歯茎の間に食べカスなどがはさまって、腫れたり歯痛を引き起こしたりします。
そういった場合には抜歯することが推奨されます。

親知らずを抜歯したあとには歯茎にはぽっかり大きな穴が開きます。
ですがすぐにそこには血餅という血の塊ができるので、傷口がむき出しになるということがありません。
しかし何らかの原因でその血餅がはがれてしまうと、骨面が露出するドライソケットになってしまいます。

ドライソケットになってしまうと激痛がおこることがあり、数日経っても痛みがひかないという状態になったりもします。
ひどい場合だと1ヵ月も痛みが続くこともあり、ボルタレンなどの頓服薬を飲んでも効果が切れるとすぐに痛みが表れてなかなか薬が効かないとなったりします。
頓服薬が効かないとひたすら我慢するか歯医者に駆け込むしかなくなります。
ボルタレンは歯痛を止める薬ですが飲みすぎると胃が荒れるので、飲みすぎるのはよくありません。
とにかくドライソケットにならないようにすることが大事です。

抜歯したあとは歯科医から「うがいは軽めにしてください」と指示されます。
うがいを激しくしてしまうと血餅が水と一緒に流れてしまうからです。
抜歯後は口の中に血があふれてくるので、気持ち悪くて洗い流したいという気持ちになるかもしれませんが、うがいを激しくするのは禁物です。

また、抜いた部分を舌の先や爪楊枝や箸などで刺激したりするのもやらないようにしましょう。
気になってつつきたくなってしまうかもしれませんが、せっかくできた血餅がとれてしまう危険があるからです。
患部はできるだけ安静にしておかなければいけません。
触りたくなっても放置しておいたほうがいいのです。
また喫煙も控えるようにしたほうがいいでしょう。